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都市生活レポートのご紹介 子育てママの梅雨時の洗濯事情

2018.6.15

東京ガス都市生活研究所では、子育てママ※1を対象に「梅雨時の洗濯の実態・意識」に関する調査を実施しました。子育てママは洗濯物が多くて大変です。特に梅雨に入ると、より一層困ることが多いのではないでしょうか。子育てママの梅雨時の洗濯事情についてご紹介します。

※1 小学生以下の子を持つ既婚女性。夫婦とも労働時間が週30時間以上の人を「共働き」、夫の労働時間が週30時間以上、妻の労働時間が週30時間未満または働いていない人を「非共働き」としています。

1洗濯機は8kg以上が増加しているが、毎日洗濯する人が過半数

所有する洗濯機の容量を2012年と2018年の調査で比較すると、「8kg台」以上が増えており、それ以下の割合は減っています(図1)。特に「10kg以上」は10ポイント近く上昇しており、洗濯機の大型化が進んでいます。
一方で、生活定点観測調査では、過去27年間変わらず「毎日」洗濯している人が半数を超えています(図2)。洗濯機の容量が大きくなっても、洗濯物は溜めずに毎日洗いたい人が多いようです。

図1.所有する洗濯機の容量の変化
図1.所有する洗濯機の容量の変化
図2.洗濯をする頻度
図2.洗濯をする頻度

2子育てママは梅雨時でも毎日の洗濯が欠かせない

洗濯物が乾きにくい梅雨時、洗濯物の多い子育てママはどうしているのでしょうか。
普段の洗濯頻度は共働き・非共働きに関わらず、8割以上が毎日1回以上洗濯をしています(図3)。
梅雨時になると共働き・非共働きどちらも頻度は下がるものの、6割を超えるママが毎日1回以上洗濯しています(図4)。
梅雨時でも毎日の洗濯は欠かせない様子がうかがえます。

図3.洗濯をする頻度(雨の日以外の普段)
図3.洗濯をする頻度(雨の日以外の普段)
図4.洗濯をする頻度(梅雨時)
図4.洗濯をする頻度(梅雨時)

3梅雨時は部屋干しと乾燥機の利用が増加

普段の干し方は共働き・非共働きともに屋外干しが基本ですが、梅雨時はともに部屋干しをする人が多くなります(図5)。
今回の調査では、梅雨時の部屋干しの不満として「生乾き臭」「部屋の湿気・カビ」「見た目の悪さ」などといった声も多くありました。
また、普段から乾燥機で乾かす人は約1割ですが、梅雨時は約3割に増えます。乾燥機を活用し、梅雨時の洗濯を乗り切っている様子がうかがえます。

図5.洗濯物の干し方
図5.洗濯物の干し方

4乾燥機の満足点は、共働きママも非共働きママも同じ

梅雨時には使用が増える乾燥機ですが、その満足点として「天気の影響を受けない」「花粉、ほこりなどを気にしなくて良い」「自分の好きな時間に使える」などが挙げられています(図6)。
なお、天気だけでなく、花粉やほこりなどの外部の環境が気になる人や、自分の好きな時間に使えると答えた人が多いことから、乾燥機のメリットは、梅雨時以外でも感じられているようです。

図6.乾燥機の満足点(上位8項目)
図6.乾燥機の満足点(上位8項目)

5最近注目されている様々な洗濯関連サービス

近年、洗濯代行サービスなど洗濯に関するサービスが登場しています。このようなサービスも洗濯に困る梅雨時の子育てママを助けてくれる方法の一つではないでしょうか。
図7.「使ってみたい」洗濯関連サービス
図7.「使ってみたい」洗濯関連サービス

今回の調査では、梅雨時でも毎日洗濯している子育てママの実態と意識が明らかになりました。梅雨時は乾燥機を使って洗濯物を乾かす人が増え、乾燥機のメリットを感じていました。
2018年に実施した余暇に関する調査※2によると、子育てママは余暇を子供と過ごしたり一人で過ごしたいニーズが高いことがわかっています。機器やサービスを利用することで時間を生み出し、余暇を充実させることができるのではないでしょうか。

※2 都市生活レポート「プライベートはウチ余暇を楽しむ」(2018)参照