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要点

洗濯機の大型化が進むと同時に、いまや衣類乾燥機能付きの全自動洗濯機もめずらしくなくなってきました。こうした設備の進化を見ていると、洗濯から衣類乾燥といった一連の家事はラクになったようにも思えますが、衣類乾燥機は普及が進んだものの利用頻度は少なく、今も洗濯物を屋外もしくは屋内に干している人が主流のようです。主にラクになったのは洗濯の方だけで、衣類乾燥については機器の恩恵を受けている、と感じている人は少ないのかもしれません。特にファミリー世帯は衣類乾燥にさまざまな不満意識があります。今回は、より満足度の高い洗濯乾燥ついて考えてみました。

1約6割が週7回以上洗濯をしている。雨の日には“室内干し”が約6割、衣類乾燥機の利用は2割に満たない

屋外干しイメージ図1は「洗濯の頻度」を家族の人数別に比べたものですが、全体では、約6割が週7回以上洗濯をしています。家族の人数が多いほど洗濯回数が多くなっており、5人以上の家族ではほとんどが週7回以上洗濯をしています。日々を洗濯に追われる実情がうかがわれます。

では、洗濯後の衣類乾燥はどのような方法で行っているのでしょうか。それを表したのが図2です。乾燥方法を「雨の日ではない」時と「雨の日」で比べたところ、雨が降っていない時は屋外干しが 約9割。雨の日は室内干しが約6割でした。
ところが雨が降っていない時でも「室内干し」が約2割、「乾燥機」の使用は雨の日でも約2割にとどまっています。天気により乾燥方法を使い分けていますが、乾燥機の使用は意外に少ないようです。

[図1] 洗濯の頻度(家族人数別) [図2] 洗濯物を乾かす方法(複数回答)
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2“屋外干し”への不満は 「天気に気をつかう」 「花粉がつく」 「よく乾かない」 が上位を占める

衣類乾燥をほとんど「室内干し」に頼っている人たちは、屋外に干すことに対して何かしらの不満や不安を持っていたり、天候面の理由などがありそうです。図3は週5〜6回以上室内干しをする既婚女性に「ほぼ毎日室内干しをする理由」を春期、梅雨期、冬期の3つの季節別について聞いたものです。それによると春期でもっとも多いのが「屋外に干すと花粉がつく」で約5割、 梅雨期は「屋外に干すと天気に気をつかう必要がある」が約6割、冬期は「屋外ではよく乾かないことがある」が約4割となっています。季節が違ってもほぼ同じ項目が見られますが、季節によって順位が変動しており、その季節ならではの傾向がはっきりと表れています。

[図3] ほぼ毎日室内干しをする理由(複数回答)
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3 “室内干し”を週3回以上する人は梅雨以外でも約2割。 不満は「見てうっとおしい」「洗濯物がカラッと乾かない」

では、週3回以上室内干しをする人の割合は、季節によってどの程度差があるのでしょうか。
図4によると、もっとも多いのが梅雨期の約6割でした。春期・冬期は3〜4割、少なめの秋期・ 夏期でも2〜3割もいました。洗濯物を干すのに申し分のない気候が多い季節でも室内干しをしている人にとって、どんな不満を抱えているのでしょうか。

図5「室内干しをして気になること」を調べたものです。もっとも多いのが「見てうっとおしい」「洗濯物がカラッと乾かない」の2つで7割。続いて「動くときじゃま」「洗濯物の水分が部屋に広がる」「洗濯物から臭いが出る」の3つが約4割いました。こうした不満を感じつつ、洗濯物を室内に干すことにガマンして暮らしている、そんな状況が見えてきます。

[図4] 室内干しの頻度(屋外干しや衣類乾燥機との組み合わせを含む) [図5] 室内干しで気になること
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4全自動洗濯乾燥機を持っていても乾燥機能を使用する人は4割以下

衣類乾燥機イメージ全自動洗濯乾燥機の登場により屋外干し・部屋干しをする人は減っているのでしょうか。
衣類乾燥機の使用頻度を所有機器別に調べてみました(図6)。すると、全自動洗濯乾燥機を持っていても、乾燥は6割以上の人が使用していないことがわかります。
全自動で乾燥までできる機能があるにも関わらず、使用しないのは、なぜでしょうか。図7は「衣類乾燥機の満足度」について比べたものです。すると、全自動洗濯乾燥機と比較して、ガスの浴室暖房乾燥機の満足度が高くなっていることがわかります。

[図6] 衣類乾燥機の使用頻度(所有機器別) [図7] 衣類乾燥機を使用しない理由(複数回答)
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5屋外干しと室内干しへの不満を解消し、スピーディ・低コストな衣類乾燥を実現するガス温水浴室暖房乾燥機

多くの人が抱えている屋外干し・室内干しへの不満。そしてせっかく全自動洗濯乾燥機を所有していても多くの人が乾燥機能を活用していないことがわかりました。そういった数々の不満や使いたくない理由を総合的に解消し、さらにコスト的にも機能的にも満足度の高い衣類乾燥を行えるのがガス温水式浴室暖房乾燥機です。
コスト・乾燥時間の2点でガス温水浴室暖房乾燥機と電気式浴室暖房乾燥機を比べたのが図8です。それによるとガス温水式の乾燥時間は電気式の半分以下。運転時間の短さはランニングコストにも反映されるので、ガス式は電気式よりかなり安く使用できることがわかります。スピーディ・低コストで衣類乾燥が行えることが、図7のガスの浴室暖房乾燥機の高い満足度に反映されているのかもしれません。

最近ではミストサウナ機能付きの機種も増えてきており、衣類乾燥機能以外でも高い満足度を提供できます。

[図8] 衣類乾燥性能比較(衣類重量2kgの場合) ミストサウナ付浴室暖房乾燥機