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地域コミュニティ意識を計測する尺度を開発 まちづくり・コミュニティづくりの定量評価が可能に 2015/11/20号

要点

これまで、地域の特徴を把握し、生活者の地域コミュニティ意識を簡易に計測する手法は確立されていませんでした。そこで、東京ガス都市生活研究所では、社会心理学の大学有識者※1との共同研究により、生活者の地域コミュニティ意識を計測する『地域コミュニティ意識の計測尺度(以下、計測尺度と記載)』を開発しました。これにより、地域の特徴、地域評価(生活満足・定住意向)に作用する要因、まち・コミュニティづくりの提案につながる要素(地域の強み・弱み)が明らかになりました。
以下、概要をご紹介します。

地域コミュニティ意識の測定対象を、既存研究※2を参考として、①コミュニティ要因、②パーソナル心理要因、③総合評価、の3つの視点でまとめました(図1)

[図1] 計測尺度の測定対象概念図
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「コミュニティ要因」と「パーソナル心理要因」に関連する116項目の中から、「総合評価」との関係性の強い26項目を選定し、総合評価の2項目と合わせて計測尺度としました(図2)。

[図2] 地域コミュニティ意識の計測尺度
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計測尺度の開発にあたり、全体傾向の把握のため一都三県全体(地域は無作為抽出)と、立地・住居形態の特徴的な地域を対象とした調査を行い、データを取得しました(図3)。

[図3] 調査対象地域
  • ※1
  • ・追手門学院大学経営学部 石盛真徳准教授
  • ・琉球大学法文学部 加藤潤三准教授
  • ・信州大学人文学部 岡本卓也准教授
  • ※2
  • ・コミュニティ要因(加藤他、2013)
  • ・パーソナル心理要因(Raymond.et.al 他、2010 など)

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