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アクティブシニアのための自分が心地よく過ごせるリビング 2016/9/16号

若い時は家族団らんや子どもの遊び場として使用することが多いリビング。しかし、子どもが独立し、夫婦ふたりやひとり暮らしになったシニアには、自分自身が心地よく過ごせるリビングを提案してみてはいかがでしょうか。

ウッドデッキ越しに庭の緑が眺められる

ウッドデッキ越しに庭の緑が眺められる

日あたり・風通しや温熱環境に配慮

定年を迎えると家にいる時間も長くなり、多くの時間をリビングで過ごします。また、訪ねてくる人をリビングに迎え入れることもあります。ですから、リビングは日あたりと風通しをよくすることを第一に考えましょう。リビングに連続させてテラスをつくれば、屋内に居ながら庭の緑を眺めることもでき、気持ちがよいものです。また、加齢とともに暑さ・寒さの感覚が低下してきますので、温熱環境にも配慮します。窓のガラス面が大きいと冷暖房効果も落ちますので、断熱性の高いペアガラスにします。リフォームの場合は、インナーサッシをつけるのも効果大です。

すっきりと納められるカウンター収納

すっきりと納められるカウンター収納

計画的に収納を考え空間をすっきり

住まいづくりとともに大型の薄型テレビに買い替えたり、ブルーレイデッキやオーディオ機器をリビングに置くことも多いと思います。すっきりした空間にするためには、それらの置き場所と配線の仕方、コンセントの位置を一緒に考えます。ブルーレイディスク、本、文房具など、リビングで使う物も様々ありますが、よく使う物は、使う場所の近くで、見やすく、手の届きやすい所に収納できるようにします。あふれた物を床に置いたままにしてしまうと、つまずいて転倒事故を起こしかねません。そのためにも、片付けやすい収納をつくることが大切です。家族の写真や思い出の品などを飾るカウンターや棚をつくるのもよいでしょう。

壁掛けテレビとリビング収納

壁掛けテレビとリビング収納。シーンに応じてあかりの演出も(写真提供:パナソニック株式会社)
上:手元の明るさをとりながら空間全体を明るく。くつろぎ感のあるあかり
下:TV背面が明るく、目が疲れにくい。テレビ視聴時におすすめ

様々なシーンに対応できる照明

照明は照度を上げることばかり考えがちですが、グレア(まぶしさ)を感じさせる照明は避けます。複数の照明を分散させてつけ、目的に合わせたあかりの演出ができるようにすると、心理的にも心地よい空間になります。読書や新聞を読む時などは十分な明るさが必要ですが、映画を見たり、くつろいで音楽を聴く時などは少し暗めのほうが雰囲気も出ます。点灯パターンを記憶してシーンに合わせて照明を切り替えられるシステムや、照度と色温度を連動させて制御できるLED照明はアクティブシニアのリビングには最適です。また、ソファの近くに手元を照らすスタンドを置くのもよいですが、電気コードに足を引っ掛けて転倒することがないようレイアウトは気をつけましょう。

自分にあった座り心地の一人用肘掛けいす

自分にあった座り心地の一人用肘掛けいす

無理なく使える家具やパーツを選ぶ

読書や音楽を聴くなど、リビングで趣味の時間を費やすアクティブシニアも多いと思います。長時間座ることを想定すると、加齢とともに足を曲げづらくなることがあるため、床座よりもいす座を選ぶ方が望ましいでしょう。ソファに関しては、座ったときに腰が沈み込まず、しっかりとした肘掛けのついたものがおすすめ。座面や肘掛けに手をついて立ち座りする動作が楽にできます。ゆったりと座れる一人掛けのいすを用意して、大事に使っていくのもおすすめです。
また、からだのバランスを保つのが難しくなってくることも考えて、リビングの出入口は、からだの位置を変えずに開閉できる引戸が望ましいです。開き戸になる場合は、軽い力でも開閉できる扉や把手を選ぶとよいでしょう。

アクティブシニアには、からだとこころに心地よい空間を提案することが大切です。リビングを大人のための心地よい空間としてバージョンアップしていきましょう。

監修:リビングデザインセンターOZONE(テキスト:一級建築士事務所 all 村井エリ)

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アクティブシニアが心地よく過ごせるリビングを実現するための製品のご紹介

長時間座っても疲れない 体に優しいチェア

CA−ラテ チェア

■メーカー名:起立木工株式会社
■URL:http://www.kiritsu.co.jp/
■製品名:CA−ラテ チェア
■品番:62340/生地色 62341/ダーク色
■素材・仕上げ:ビーチ材無垢・ウレタン塗装、背・座:布張り
■カラー:生地色・ダーク色
■サイズ:幅510×奥行540×高さ700mm(sh430mm)
■価格(税抜き):42,000円

■商品の特徴:
キャスパーチェアは、胸郭(きょうかく)を背もたれに「のせる」椅子です。
従来の「もたれる」座り方とは全く違う理論で設計されています。
優しく包み込むキャスパーチェアの背に胸郭をのせると、無意識に胸から頭部にかけて自然なラインの[骨格軸]が形成されます。
座るだけで過剰な筋緊張から開放され、今までに無いリラックスが得られます。 長時間座っても疲れにくく、高齢者にも優しい椅子です。

薄い、軽い、使いやすいプッシュ・プル・プレート

株式会社カラーワークス

■メーカー名:ジョー・プリンス竹下株式会社
■URL:http://www.geoprince.co.jp/
■製品名:Push Pull Plate(PPP)室内扉用ハンドル
■品番:横型PPP-A200-CHS/PPP-A200-DB
縦型PPP-A205-CHS/PPP-A205-DB
■素材・仕上げ: アルミニウム
■カラー:CHS(シャンパンシルバー色)
DB(ダークブラウン色)
■サイズ:横型W115×H77×D34(mm)
縦型W63×H240×D34(mm)
■価格(税抜き):
横型:PPP-A200-CHS/PPP-A200-DB
空錠付 8,000円
間仕切錠付 10,300円
表示錠付 10,500円
縦型:PPP-A205-CHS/PPP-A205-DB
空錠付 9,800円
間仕切錠付 12,100円
表示錠付 12,300円

■商品の特徴:
ワンタッチ操作で開閉できるユニバーサルデザインの考え方に基づき、ジョー・プリンス竹下が長谷工コーポレーションと共同開発を行ったPPP(プッシュ・プル・プレート)。2014年グッドデザイン賞に選ばれた製品です。
扉を指先で押す・引くだけの軽い操作感が子供や高齢者にも使いやすい上、扉からの出寸法が一般的なレバーハンドルの約半分。扉開放時の廊下の有効幅を広く使える薄型デザインとなっています。
横型タイプは扉への改修加工なしにジョー・プリンス製レバーハンドルに交換可能。生活者の趣向やライフスタイルの変化に合わせ、柔軟に適応出来る製品です。