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知っておきたい、インテリアデザイントレンド2017-2018 2017/3/17号

インテリアデザインのトレンドを牽引する2つの見本市が1月下旬にパリで開かれました。ひとつは創設23年目を迎えたインテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」、もうひとつはパリ市内の各ショールームや特設会場でインテリアテキスタイルブランドが新作を披露する今年で8回目の「パリ・デコ・オフ」です。
社会が混迷する中、今年は明るく力強い色使いや微笑ましく楽しい模様、上質な素材を用いて、心安らぐインテリアデザインが多数発表されました。
このコラムでは、インテリアデザインの構成要素である「色彩」「素材」「模様」「技術」「インテリアポイント」別に、それぞれのトレンド傾向をレポートします。

LIGNE ROSETリーン・ロゼ(仏)

リビングルームには落ち着いた雰囲気が漂うインディゴを基調にしたコーディネートが若い来場者にも人気だった。
Maison&Objet から LIGNE ROSETリーン・ロゼ(仏)

色彩:クジャクの羽根からインスパイアされたカラー

まずは、色彩です。2017年から2018年にかけて大切な提案色はグリーン系とブルー系のカラーと言えます。特に美しい尾羽を広げる雄々しいクジャクを想わせるピーコックグリーンとピーコックブルーが注目色です。加えて藍染めを思わせるインディゴもキーカラーになりそうです。
その他には濃い紫みの青、英国王室のカラーともいわれるロイヤルブルーや陶磁器の染付の青、深い緑みを帯びたターコイズブルー、マガモの頭部のあたりに見る濃い青緑のティールグリーンなども挙げられます。

SAHCOサコ(独)

見た目のエレガントさに加えて触れるとソフト感が広がる。本来男性的な力強い作品が得意なドイツを代表するテキスタイルデザイナー、ウルフ・モーリッツが挑戦した女性的な作品。
Paris Deco Off から SAHCOサコ(独)

素材:ファッションの世界をインテリアに

素材では、ファッション界のオートクチュールやプレタポルテをイメージしたエレガントなミックス糸を用いた織物が注目されました。女性的な優しい雰囲気が漂うドレスのように、おおらかなグラデーション模様はポリエステルやシルク、レーヨンなどをミックスした糸で織りあげ、さらに高度な縮み効果を加えた豪華なデザインです。
ソフトな質感を表現した作品は、レーヨン、綿、ポリアミドの糸をミックスし、キラキラ光るスパンコールを施したものや、シャネルのスーツを思わせる上質なものなど、高度な職人技によってファッション素材をイメージした優美な織物として披露されました。
カーテンやクッションなどに用いると、上質な空間に仕上がります。

IOSISイオシス(仏)

オンドリが素敵な衣装をまとい、暖色系、寒色系とおしゃれに登場。インテリアのアクセントに打って付け。
Maison&Objet から IOSISイオシス(仏)

模様:インテリアがジャングルに

模様では、帽子を被ったフラミンゴやそれにお供するサル、尾羽の美しさを誇張するクジャク、おしゃべり好きなオウム、飛び回る小鳥、チョウ、ガ、ハチなど、騒々しくもありますが自然界の豊かさを感じる動物の模様が数多く提案されていました。こうしたファブリックは子供部屋だけではなく、家族が集う空間にも最適でしょう。ユニークな表情が楽しい動物柄は今年の主流です。

ELITIS エリティス(仏)

繊細な表現を可能にした「デジタルプリント」によってリアルな表現が可能になってきた昨今。ハイテク過ぎるモノづくりに親しみやすさや温かみを加えたいと挑んだのがエリティス。仕上がった作品の世界観は、来場者を釘づけにしていた。
Paris Deco Off から ELITIS エリティス(仏)

技術:ハイテクにハンドメイドを添えて

シャープな印刷が特徴の「デジタルプリント」は、近年注目の高度な印刷技術です。しかし、シャープすぎることから見た目の優しさや手にした時の柔らかさに欠ける点があります。そんな欠点を補ったのが今回の「デジタルジャガード」です。工程は複雑で、まず縦糸にデジタルプリントを施してから横糸でジャガード織を表現。出来上がった織物にもう一度デジタルプリントを施すという凝ったもの。仕上がった織物はいつも異なる表情を見せるため、エンドレスの面白みが詰まっています。さらに刺しゅうを施した作品は立体感のある温かな表情が魅力的です。

押さえるべきインテリアポイント

インテリアトレンドを知ることは、「何が新鮮で、何が素敵に感じられるか」というインテリアイメージを具体的にお客様に提案できる材料になります。まずは明確な色彩提案を、次に模様が重要です。新鮮に感じてもらえることが大切ですが、決して子供っぽいものではなく、誰もが面白さと親しみを感じてもらえるような模様選びがトレンドです。素材は、優しくソフト感のあるものがお薦めです。
素敵!という第一印象をお客様に感じてもらえるために、今年のインテリアトレンドを活用してみてください。

監修:リビングデザインセンターOZONE(テキスト:ホームファッションラボ 堀和子)

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知っておきたい、インテリアデザイントレンド2017-2018 製品のご紹介

英国×南アフリカのコラボレーション壁紙

Zambezi 109/14063

■メーカー名:株式会社テシード
■ブランド名(国名):Cole&Son(イギリス)
■URL:http://www.tecido.co.jp/
■品名・品番:Zambezi 109/14063
■素材:不織布
■規格:70 cm巾×10m巻き タテリピート102,1 cmステップ柄
■価格(税抜き): 85,000円/本

■商品の特徴:
イギリスCole&Son社が、南アフリカのArdmore Ceramic Artとコラボレートした新作「Ardmore」コレクションの壁紙です。
Ardmore(アードモア)のチャーミングで生き生きとした陶芸作品は、アフリカの習わしと文化に根づいたストーリー性と、強い伝統を持ち合わせています。Cole&Sonのデザイナーは、長年その作品に魅せられ、それを壁紙にできたことを光栄に思う、と語っています。
このZAMBEZIというデザインは、Benet Zondo氏の、ザンベジ川を動物たちが漕ぐボートの列の彫刻が元になっています。たくさんの動物たちが、洗練された柔らかい色合いで描かれた壁紙です。

クジャクをイメージ クリスチャン・フィッシュバッハの新作コレクション

株式会社鶴弥 スーパートライ110 スマート

■メーカー名:日本フィスバ株式会社
■ブランド名(国名):クリスチャン・フィッシュバッハ(スイス)
■URL:http://WWW.FISBA.CO.JP
■品名・品番:カーテン:ベルエポック #14507
 ベッドリネン:アヴァンギャルデニング #A90
 カーペット:レジェンダ #8750
■素材:カーテン:綿56%、ポリエステル41%、金属繊維3%
 ベッドリネン:綿100%
 カーペット:シルク100%
■規格:カーテン:生地丈295cm
 ベッドリネン:(S)150×210、(D)190×210cm
 カーペット:パイル密度83,200/m2、パイル高さ7mm
■価格(税抜き): カーテン 18,800円/m 6,373円/m2
 ベッドリネン (S)63,000 円、(D)87,000円
 カーペット 188,000円/m2

■商品の特徴:
2017年クリスチャン・フィッシュバッハの新作コレクションURBAN LUXURYのインスピレーションはPeacock(クジャク)です。
クジャクの美しい羽根をアールデコテイストでファブリック全体に配したり(カーテン:ベルエポック)、クジャクを含めかわいい動物や生き生きとした植物がジャングルで出会うプリントのベッドリネン(アヴァンギャルデニング)などインテリア全体に渡ります。またクジャクの持つ深いグリーンもエレガントかつ落ち着いた雰囲気を醸し出すキーカラーとなっています。