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印象を変えるエクステリアの手法 2017/4/21号

住宅の外回り(エクステリア)は住む人の暮らしぶりまでも印象付ける大切な場所であり、街並みを形成する重要な要素です。門扉やカーポート、フェンスといった単なるパーツの組み合わせでエクステリアを考えていませんか?
今回は、住宅の延長としてエクステリアを効果的に設計に取り入れるポイントをご紹介します。

建物と屋外の融合 事例

屋根軒下に柱とデッキを加えて庭へと繋がる場所を作ったリフォーム事例。

建物と屋外の融合

狭小敷地で住宅を建てる場合でも、外の風を感じられるようなスペースを持ちたいという要望を良く聞きます。その場合、屋外でもうひとつの部屋を作るような、建物とつながりのあるエクステリアを提案することをお勧めします。
例えば、玄関ポーチに頭上を覆うようなパーゴラや緑化範囲が広がるアーチ材を使用すると、囲まれた空間が出来上がり、そこにベンチを置けば、「外でも過ごせる空間」が出来上がります。設計計画の段階からこうしたプランを取り入れると、外回りの利用価値が上がります。

オリジナルパーツの使用 事例

加工しやすい樹脂木製フェンスはカラーバリエーションも豊富で工夫しやすい。
(写真提供:株式会社LIXIL)

オリジナルパーツの使用

エクステリア製品にも色、素材、パーツの組み合わせができるデザインパーツがあります。敷地、建物、また施主の細かい好みなど、様々な条件下でも応用が可能で、デザインの自由度が上がります。
庭造りは石や木材といった自然素材などを用いるのに対して、エクステリア素材はこれまでスチールやアルミなどの硬質的な素材感が主でしたが、最近はぬくもりのある質感で耐久性までも考慮した、樹脂製の人工木材のフェンスなど、施工しやすい製品もあります。
例えば、フェンス(塀)は隣地や道路からの目隠しや防犯性を保つといった機能がありますが、こうした樹脂木製フェンスを用いて、飾り棚を作ったり、エアコンの室外機のカバーを製作するなど、ひと工夫をこらすとオリジナルの場所が出来上がります。

植栽の有効性 事例

構造物の際が緑で覆われて柔らかな印象

植栽の有効性

植栽は、硬質な住宅の印象をガラリと変えます。例えば、道路沿いのコンクリートの門袖や建物の回りに奥行30cmの植栽スペースを確保するだけでも柔らかさがプラスされ、時間の流れが生まれ、四季折々の情景に生まれ変わります。植物は見た目だけでなく、生長の形状(たとえば、縦に伸びる植物、ふんわりと広がって生長する植物、地面に這う植物など)も考慮して、場所にあった種類を選ぶと良いでしょう。また、限られた場所では、生長の早いものより緩やかなもの、剪定なしでも自然樹形が保ちやすい樹種などを選ぶと後々の管理がしやすいです。

このように、エクステリアと呼ばれる住宅の外回りと言われる部分の活用を住宅設計や敷地の利用計画に事前に取り入れることで、家の中と外が有機的につながっていき、数段ランクアップした住宅が実現できるのではないでしょうか。

監修:リビングデザインセンターOZONE(テキスト:ボスケデザイン 中野万里)

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印象を変えるエクステリアのための 製品のご紹介

機能と装飾を兼ね備えた手摺

イヌイフュージョン株式会社 アイアン手摺(Kwkk-R001.3)

■メーカー名:イヌイフュージョン株式会社
■URL:http://www.inuifusion.co.jp
■製品名:アイアン手摺(Kwkk-R001.3)
■材質・仕上げ:鉄丸棒16mm・13mm
■カラー:焼付けクロ塗装 + 緑青風加色
■サイズ:W540×D105×H1480mm
■価格(税抜き): 屋外用95,000円/屋内用75,000円 ※送料・施工費別

■商品の特徴:
日本の職人が鍛造でひとつひとつ叩き出した、一輪挿しの様な凛とした存在感の手摺。エクステリアポーチのほか、機能性と装飾性を兼ね備えたデザインはインテリアにも活用でき、自然をモチーフにしたデザインがどの空間にも合います。
また、写真のデザインをベースとし、様々な用途に合わせてオーダーすることもできます。ひな壇手摺と名付けた写真の製品は階段の2〜3段を意識。屋内の場合は、その部分の壁を取り払う事により階段周りの比較的狭いスペースに広がりを持たせることができます。下地さえ入れてあれば1段目の踏み面と壁面2点での取り付けとなり、奥行きのみ確認すれば採寸の手間がなく容易に取り付けることが可能です。

間伐材を活用 住宅向け人工木デッキ

フクビ化学工業株式会社 プラスッド ソライエデッキ

■メーカー名:フクビ化学工業株式会社
■URL:http://www.fukuvi.co.jp/
■製品名:プラスッド ソライエデッキ
■材質・仕上げ:人工木材(木材・プラスチック再生複合材)
■カラー:ライトブラウン・ダークブラウン・グレー
■サイズ:間口 1間×奥行3尺 〜 間口 5間×奥行 30尺
■価格(税抜き): 設計価格125,690円/セット(デッキ単体・束カバー付)

■商品の特徴:
プラスッドは、公共・民間建築物のデッキ・ルーバーとして、羽田空港の国際線展望デッキや東京ミッドタウンなど、豊富な販売実績がある製品です。プラスッドの材料となる木粉には、国産間伐材を有効活用しており、この取組みについて、2016年度グッドデザイン賞を受賞しました。
プラスッドの住宅向けデッキとして開発されたソライエデッキは、「住宅の室内と外部を繋ぎ、開放感のある居心地の良い暮らしを提案する」をコンセプトに2017年4月に発売します。「温かな休日の昼下がりに、食事や読書を楽しむアウトドアリビング」としてなど、お施主様の様々なライフスタイルに合わせたデッキの提案が可能となります。

これら2社の製品は、リビングデザインセンターOZONE7階 CLUB OZONEスクエア 企画展「住まいのエクステリア〜外装材と外まわり製品の選び方」でご覧いただけます。
(2017年7月25日(火)まで)