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都市生活レポートのご紹介 親子入浴のすすめ

2018.9.21

入浴は、欠かせない生活行為の一つであり、生涯続くものです。東京ガスは、幼い時期から高齢期までライフステージに合わせた効果的な入浴方法やお風呂の楽しみ方について、「浴育のすすめTMとして提案しています。今回は、親子入浴について調査した結果をもとに、快適な親子入浴のための環境づくりについてご紹介します。

※「浴育のすすめ」は東京ガスの登録商標です。

1お風呂は親子コミュニケーションの場

親子コミュニケーションをいつ行っているか聞いたところ、「夕食を食べながら」に続いて、「一緒にお風呂に入りながら」が挙がりました。入浴の時間は、親子コミュニケーションの時間として使われています。
図1.いつ子供とコミュニケーションをとっているか(複数回答)
図1.いつ子供とコミュニケーションをとっているか(複数回答)

2子供と一緒に入浴できるのは小学校4年生くらいまで

諸外国と比べて日本では、子供が親と一緒にお風呂に入る家庭が多いようです。
親子で入浴する時間について聞いてみたところ、母親も父親も約9割が「親子で入浴する時間は貴重な時間だ」と回答しました(2)。
しかし、親子で入浴できる時期は限られています。図3は、親と一緒に入浴していた子供の年齢を聞いたものです。子供の年齢が上がるにつれて一緒に入浴する割合は下がり、全体の平均が半数を下回るのは9歳から10歳の間です。つまり、小学校4年生頃には、一緒に入浴しなくなる子供が半数以上になります。
図2.親子で入浴する時間は貴重な時間だ(あてはまる+ややあてはまる)
図2.親子で入浴する時間は貴重な時間だ(あてはまる+ややあてはまる)
図3.子供が何歳になるまで一緒に入浴をしていたか
図3.子供が何歳になるまで一緒に入浴をしていたか

3お湯はぬるめに、浴室は暖かく

リビングやダイニング、子供部屋の環境に気を配るのと同様に、親子コミュニケーションの場である入浴環境に配慮することも大切です。
子供の皮膚は大人よりも敏感ですので、浴槽のお湯はぬるめをおすすめします。ぬるめにすることでのぼせにくくなり、熱めの場合に比べて心身ともにリラックスできます。38~40℃を目安に、子どもの感覚に合わせて設定して下さい。浴室が寒い場合、浴槽のお湯を熱めにしてしまう傾向にありますが、浴室暖房を使用する等、浴室を暖めておくことでぬるめのお湯でも快適に入浴できます。
また、浴室の不満を聞いてみると、図4のように「冬に寒い」が1位、「床が冷たい」が4位に挙がり、寒さに関する不満が多く挙がっています。浴室や脱衣室が寒い場合は、親も子供も湯冷めをして風邪をひいてしまう可能性もあります。暖かい浴室や脱衣室とすることで、寒がらずに快適に入浴できます。
図4.浴室の不満 上位5位(複数回答)
図4.浴室の不満 上位5位(複数回答)

4浴室は清潔に。忙しい時期はハウスクリーニングも

前述の浴室の不満の3位には「カビが生えやすい」が挙がりました。浴室掃除に関する意識を聞いた結果(図5)でも、「浴室のカビが気になる」人は約6割でした。浴室は、高温多湿でカビが生えやすいことに加え、体を洗い流した後の老廃物等も残ります。
子供と快適なコミュニケーションをとるためにも浴室は清潔に保ちたいものです。しかし、約7割の人が「浴室掃除は面倒だ」と回答している通り、浴室掃除は楽な家事ではありません。子育て世代は家事に育児にと大忙しです。そこで、ハウスクリーニングの利用の検討をおすすめします。一度、なかなか手が出ない場所も含め徹底的に掃除してもらうと、清潔に保ちやすいでしょう。
図5.浴室掃除に関する意識
図5.浴室掃除に関する意識

子育て世代の方の中には、家を新しく建てたり、引っ越したりすることもあると思います。このような場合、着目すべき多くの要素がありますが、浴室や脱衣室にも目を向けてみてください。浴室や脱衣室は暖かくできそうか、清掃しやすいか、親子入浴ができる十分な広さがあるか等、親子での楽しい入浴を実現する快適な空間もイメージしながら、住宅を選んでみてはいかがでしょうか。