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都市生活レポートのご紹介 共働きママの時間意識

2018.11.16

共働き世帯の割合が増え続けています。子育てファミリーでも増えている共働き世帯ですが、妻の就業形態・就業時間によって、ライフスタイルや価値観は異なると考えられます。妻の働き方によって、どのように暮らしぶりが異なるのか、子育てファミリーを対象として調査を実施しました。

1妻の働き方と就労時間で、子育てファミリーを分類

一口に「共働き」といっても、妻がフルタイム正社員の家庭と週2~3回の短時間パートの家庭では、ライフスタイルや価値観は異なると考えられます。そのため都市生活研究所では、妻の働き方によって子育てファミリーを以下の4つのタイプに分類し、暮らしの実態と意識を探る調査を実施しました。
妻の働き方と就労時間で、子育てファミリーを分類 表
※夫はすべて、週30時間以上就労の被雇用者
※調査対象は、2016年の調査時点で28~44歳

2フル共働きパパは、男性の中で家事・育児時間が最も長いが、女性との時間差は大きい

子育てファミリーの家事・育児について、現状とタイプごとの違いを見ていきます。
平日・休日の家事・育児時間を聞いたところ、4タイプのパパの中では「フル共働きパパ」が最も長いことがわかりました。しかし、女性との時間の差は大きく、家事・育児は女性に偏っているといえます。
図1.平日・休日の家事・育児時間
図1.平日・休日の家事・育児時間

3フル共働きであっても、夫の家事分担に対する妻の評価は低い

夫と妻の家事分担比率を聞いたところ、妻が考える夫の分担比率は、夫が思う自分の分担比率よりも低いことがわかりました。4タイプの中では最も夫の比率が高い「フル共働き」ですが、フル共働きパパでは「自分は2割以下」と考える人は3割であるのに対し、「夫は2割以下」と考えるフル共働きママは5割以上です。夫の家事は、自分が思うほど妻の評価を得られていないようです。
図2.夫と妻の家事分担比率
図2.夫と妻の家事分担比率

4フル共働きママは“家事効率化”など、時間をお金で買いたいと考える

フル共働きであっても家事は妻に偏っていることがわかりましたが、仕事と家事に忙しいフル共働きママは、時間についてどのように考え、どう過ごしたいしたいと思っているのでしょうか。
フル共働きママは「時間をお金で買いたいと思うことがある」「家事を効率化するモノやサービスにはお金をおしまない」と答えた割合が他のタイプよりも高く、お金をかけてでも時間を生み出したいと考えていることがわかります。

図3.時間をお金で買いたいと思うことがある
図3.時間をお金で買いたいと思うことがある
図4.家事を効率化するモノやサービスにはお金をおしまない
図4.家事を効率化するモノやサービスにはお金をおしまない

5効率化で生みだした時間は子供と過ごしたいが、ひとりの時間も欲しい

フル共働きママは「子供と過ごす時間」を増やしたい人が他のタイプより高く、子供と過ごす時間に未充足感を持っていることがわかります。一方で「ひとりで過ごす時間がほしい」と考える人は、他のタイプ同様に高く、効率化で生み出した時間は子供と過ごすだけでなく、自分の時間の充実にもあてたいようです。

図5.子供と過ごす時間を増やしたい
図5.子供と過ごす時間を増やしたい
図6..ひとりで過ごす時間がほしい
図6..ひとりで過ごす時間がほしい