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データから読み解く 高齢者の住まいのニーズ 高齢者の住空間研究より

都市生活研究所では、高齢者の住空間研究に取り組みました。本研究では、前期高齢者(65〜74歳)と後期高齢者(75歳以上)への定量調査と、高齢期を迎えるにあたり「自宅の建て替え」、「戸建住宅から集合住宅へ住み替え」、「サービス付き高齢者向け住宅へ住み替え」を行った高齢単身者と高齢夫婦への訪問調査を実施しました。今回、メルマガ記事では、それらの調査結果よりわかった高齢者の住まいへのニーズをご紹介します。

1体への負担軽減

高齢者はできる限り、自分のことは自分で行いたいと考えています。特に後期高齢者になると、家事や家の中の移動が体の負担と感じるようになるため、自分で家事をし続けるために、体の負担を減らす設備や空間の工夫が求められます。
掃除や移動の負担を減らすためにも広すぎない居住空間が好まれます。また、ものが多いため収納の確保も必要となります。

[図1] 家事の中で省力化したいもの(上位5項目)/[図2] 住まいは狭いくらいがちょうど良いと思う

2居心地の良さ、わずらわしさのない人づき合い

[図3] 起床在宅時間(平日)子育て、仕事、親の介護から解放され、自分の好きなことに時間を使えるようになった高齢者。年代が上がるほど家にいる時間が長いため住まいに居心地の良さを求めています。
また年代が上がるほど人とのつきあいが活発になりますが、子供とは同居より近居を望むなど、友人や子供と必要な時に必要なだけつながれるつきあい方を求めています。

[図4] 最も頼りにしている親族(上位3項目)/[図5] 今後、最も頼りにしている親族とどのような距離で暮らしたい

3自分の身を守る備え

自立した生活を送るため、また周りの人に迷惑をかけないために、病気、けが、災害、犯罪から自分の身を守りたいと考える高齢者。特に後期高齢者で傾向が強くなります。心身の健康を維持すること、アクシデントが起きにくいこと、いざという時にも困らないことへの対策が求められています。

[図6] 防災リュックや懐中電灯等の防災グッズを用意している
/[図7] 防犯のため高齢世帯やひとり暮らしと思われないように気を付けている

今回、メルマガ記事では高齢者の住空間研究から住まいのニーズを抜粋してご紹介しました。
都市生活レポート「生活空間コンセプト vol.9 高齢者の住空間研究」では、これらニーズを反映した具体的な住空間プランをご紹介しています。戸建住宅では郊外型プランと都市型プランの2プラン、集合住宅を1プラン、サービス付き高齢者向け住宅を1プラン、合計4つの住空間を提案しております。
是非、都市生活研究所のホームページよりダウンロードしてご覧ください。

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