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20代『コミュ食世代』のライフスタイル Part1 お地蔵男子を求めるパワフル女子

2019.9.20

都市生活研究所では、平成元年から7年生まれの20代を『コミュ食世代』と名付けました。2019年の誕生日で24~30歳になる彼らは、いわゆる「ゆとり世代」の真ん中であり、上の世代からは「何事も受動的」「ストレス耐性がない」などと言われてきました。しかし、都市生活研究所で調査・分析したところ、これらのイメージとは異なる3つの特徴が見えてきました。今回は1つ目の特徴「お地蔵男子を求めるパワフル女子」について、データとともに見ていきます。

1男女ともキャリアアップ志向。女性は向上意識が高いパワフル女子

24~30歳の『コミュ食世代』は男女ともキャリアアップ志向が高く、語学や資格取得の勉強をしている割合が高いことがわかりました(図1)。
また、えらくなりたい割合が女性で高く、『コミュ食』女性は出世欲があることがわかります(図2)。ただし、これは他人と競争して勝ちたいのではなく、あくまでも自分自身が向上したいという上昇志向であることがこの世代の特徴です。

図1.キャリアアップのため語学や資格取得の勉強をしている【有職者】
(あてはまる+ややあてはまる)
図1.キャリアアップのため語学や資格取得の勉強をしている【有職者】(あてはまる+ややあてはまる)
図2.会社でえらくなりたい・出世したい【有職者】
(あてはまる+ややあてはまる)
図2.会社でえらくなりたい・出世したい【有職者】

2ストレスが多いパワフル女子は“お地蔵男子”を求める

24~30歳の『コミュ食』女性は、その上昇志向の高さのためかストレスも高く、仕事のストレスを感じている割合は全6世代の男女の中で最も高くなっています。そのストレスは、働き盛りの40代の選食世代の男性よりも高いことがわかります(図3)。
ストレスの大きい『コミュ食』女性にとっての配偶者は、「落ち着く」「受けとめてくれる」「癒される」“お地蔵男子”的存在のようです。「お金を稼ぐ」は他の年代よりも低く、上の世代の男性が女性に求めていたような要素を『コミュ食世代』の女性は男性に求めており、配偶者に求めるものが逆転している様子がうかがえます(図4)。

図3.【日常生活で感じること】仕事のストレス【有職者】
(あてはまる+ややあてはまる)
図3.【日常生活で感じること】仕事のストレス【有職者】(あてはまる+ややあてはまる)
図4.配偶者はどのような存在か【既婚女性】
図4.配偶者はどのような存在か【既婚女性】

3『コミュ食世代』の特徴「お地蔵男子を求めるパワフル女子」から導き出したニーズは、「キャリアアップとストレス軽減」です。

『コミュ食世代』の特徴「お地蔵男子を求めるパワフル女子」から導き出したニーズ実現のポイント

都市生活研究所では、令和時代を担っていく世代の価値観を把握し、ニーズをとらえることで、これからの暮らしをより良くするための提案を行っていきたいと考えています。