家庭部門から排出される二酸化炭素の量は決して小さいものではありません。日々の生活のなかで私たち一人ひとりが地球温暖化防止を意識し、できるところから小さな省エネの工夫を始めることが大切です。「ウルトラ省エネブック」は、手軽にできる省エネやちょっとした工夫を加えるだけでもっと省エネになる方法と、その省エネ効果（節約金額とCO₂削減量）を紹介しています。

脱炭素社会の実現に向けて、2030年までに家庭からのCO₂排出量の約66％を削減する計画が立てられています。そのためには、生活者一人ひとりがCO₂の削減に取り組むことが大切です。「ウルトラ省エネブック」では、脱炭素を学ぶページや生活に役立つ豆知識を紹介するコラムを新たに公開しています。

「家で過ごす」「家事をする」「料理をつくる」「バスルーム・トイレを使う」「買い物をする」の5つの生活シーンごとに、機器の購入・買換え、機器の設定、毎日の行動など、計68項目の省エネアクションを紹介。現在市場に出ている機器を中心に、最新の実験値や試算値をもとに、1年間の節約金額、CO₂削減量を掲載しています。

省エネチェックリストを使えば、既に取り組んでいる省エネアクションや、今後取り組みたい省エネアクションを行うことで、年間でどのくらいの省エネができるか、節約金額とCO₂削減量を計算することができます。

一人ひとりの小さな省エネの積み重ねが地球環境を守ることにつながります。ぜひ、今日から取り組んでみてください。
また、今後の脱炭素化に向けた取り組みにぜひご活用ください。