住まい・暮らしレポートシンプルでお手軽なセルフセキュリティ「くらし見守りサービス(自宅・家族の見守り)」

2021.6.18

全国でおよそ81万件^※。これは、警察庁が発表している平成30年における犯罪認知件数（刑法犯）です。日々様々な事件が起きていますが、都市生活研究所が実施した防犯に関する調査によると、「自宅の防犯対策を行っている（あてはまる、ややあてはまる）」と回答した人は約3割に留まっています。日頃、不安になることは少ないのでしょうか。調査結果をもとに、一都三県在住者の防犯に関する意識と実態をみていきます。
また、シンプルでお手軽なセキュリティサービスとして「くらし見守りサービス(自宅・家族の見守り)」をご紹介致します。東京ガス所有のガスメーターが設置されている住戸にお住いのお客様のくらしの安心、安全を見守ります。

※警察庁「平成30年の犯罪情勢【暫定値】」より

1戸建住宅における防犯対策の現状

■戸建住宅における防犯不安

東京ガス都市生活研究所の調査によると、外出時の自宅の様子について不安になることがある人は2～3割、中でも玄関鍵のかけ忘れを不安に思う割合が最も高い結果となりました。（図1）
さらに、不安になることがある人の防犯対策を見たところ、6割強が防犯対策を行っていないということが分かっています。（図2）

図2．自宅の防犯対策を行っている【不安になることがある人ベース】 — 図2．自宅の防犯対策を行っている
【不安になることがある人ベース】

■家の設備やサービスで防犯対策を望む人が多い

それでは、上記のような防犯に対する不安を解消するための防犯対策はどのように考えられているのでしょうか。防犯対策に関する意識や防犯サービスに対する意向を調査したところ、「自分の家族が気を付けるだけでは防犯対策は不十分」と答えた割合は男性の4割強、女性の約5割でした。（図3）
その中でも7割以上が「防犯のための設備やサービスが充実した住宅に住みたい」と答えており、設備やサービスによる防犯対策の意向は高いことが読み取れます。（図4）